明治天皇御製 新年 明治三十七年 (1日前) 神国日本
神風の伊勢の宮居のことをまづ今年も物の始めにぞきくカミカゼノイセノミヤイノコトヲマヅコトシモモノノハジメニゾキク明治天皇
身にはよし佩かずなりても剣太刀とぎな忘れそ大和心をミニハヨシハカズナリテモツルギタチトギナワスレソヤマトココロヲ明治天皇
めにみえぬかみの心に通ふこそひとの心のまことなりけれメニミエヌカミノココロニカヨフコソヒトノココロノマコトナリケレ明治天皇
しきしまの大和心のをゝしさはことある時ぞあらはれにけるシキシマノヤマトゴコロノヲヲシサハコトアルトキゾアラハレニケル明治天皇
きゝしるはいつの世ならむ敷島のやまと詞の高きしらべをキキシルハイツノヨナラムシキシマノヤマトコトバノタカキシラベヲ明治天皇
曇りなき心のそこのしらるるはことばのたまのひかりなりけりクモリナキココロノソコノシラルルハコトバノタマノヒカリナリケリ明治天皇
春風もよきてふくかと思ふまでさかりのどけき花のかげかなハルカゼモヨキテフクカトオモフマデサカリノドケキハナノカゲカナ明治天皇
杉本五郎中佐遺著『大義』|解説 第四章『神国の大理想』 八紘一宇と「人類みな兄弟」 (926日前) 進撃の庶民
引き続き、戦前日本のベストセラー『大義』(杉本五郎著)の解説連載第5回です。 今回は第四章「神国の大理想」です。現代語での大意を示したうえで、これを現代に生かすべく、私なりの解釈・解説を行います。原文 (...続く)